Amazon.com小学校高学年用の移行期の辞書として編纂された『Webster's New World Children's Dictionary』は簡単で挿絵を基本にした辞書と、退屈だが知らない言葉に出くわした際に必要な言葉がすべて掲載されている辞書との橋渡しである。中サイズの文字、ほぼすべての定義には例文つき、すべてのページに最小限の発音ガイドが掲載されて、子どもたちがあまり細かいことに振り回されることなく、正しい用法を理解できるようになっている。また、地図、歴史、地理、簡単な類語を記したページもある。若いユーザーにとっても特に役立つのは、10ページに渡る辞書使用法のガイドだ。同義語、同音同綴異議語、綴りを知らない単語を調べる際に大切な点を網羅している。概して、定義は7歳から12歳の子供たちに楽に理解できるようになっており、冗長にならず正確な答えを提供している。『Webster's New World College Dictionary』では“反乱”は“確立された政府に対して武力で反抗することに従事する者”と定義されている。本書ではそれがより子どもにわかりやすい定義で、“統制や権威に対して戦う人”となっている。付録のディスクは特に、レポートや感想文に自宅のコンピュータを使っている5年生と6年生に役立つだろうが、ワード・プロセッサーのスペル・チェッカーの代わりにはなりそうにない。
読み込みは早くて簡単だが、インターフェイスをうるさいと感じるユーザーもいるかもしれない。最初の文字をタイプしたとたんに、オートマチックのプルダウン・メニューが現れて可能性のある単語を示す。そのため、言葉探しの役に立つというよりも、苛立ちが募って終わるかもしれない。ディスクには教育ゲームも収録されているが、対象は年上の子どもたちのみで、8ビットのビデオ・カード・ゲームになっている。
CDはジル・ライトナー・システム。PC、ペンティアムでウィンドウズ95か98、16MB RAM、20MBのハードディスクの空き容量、256色の640×480のディスプレイ、サウンドブラスターのコンパーティブル・サウンド・カードとスピーカー、4倍速のCD ROMが推奨。